アルゼンチンインフレ率が5年ぶりの低水準に到達

2025-06-12 19:42 Heloisa Zanati 1分で読めます

アルゼンチンの消費者物価は2025年5月に前月比1.5%上昇し、4月の2.8%上昇から鈍化し、2020年5月以来の最低月次インフレ率を記録し、市場予想の2.0%上昇にも届かなかった。価格は上昇を続けたが、食品とアルコール飲料(0.5%、4月の2.8%に対して)、衣類と履物(0.9%、3.8%に対して)、交通(0.4%、1.7%に対して)などでより緩やかなペースで上昇した。教育(1.9%、2.5%に対して)やレストラン・ホテル(3.0%、4.1%に対して)でもより穏やかな減速が見られた。一方、通信(4.1%、2.8%に対して)で価格上昇が加速し、住宅・公共料金(2.4%、1.9%に対して)や医療(2.7%、2.5%に対して)でもわずかに上昇した。一方、前年比では消費者物価が43.5%上昇し、12か月連続のディスインフレとなり、2021年3月以来の最小増加を記録した。これは5月の47.3%からの低下と、44.2%の予測からの低下である。

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