2025年3月、アルゼンチンの経済活動推計値は前年比5.6%増となり、2月の上方修正後の6.0%増から緩和され、5か月連続で拡大した。緩和は、製造業(4.2% vs.
2月の4.9%)、金融サービス(29.3% vs.
30.3%)、輸送(1.5% vs.
2.9%)などのセクターでの成長が鈍化したことを反映しており、一方で公共料金(-4.3% vs.
0.2%)は収縮に転じた。対照的に、農業(6.0% vs.
4.2%)、鉱業・採石業(5.7% vs.
5.2%)、建設業(9.9% vs.
3.6%)で活動が加速した。季節調整済みの基準では、生産が1.8%減少し、トレンド・サイクル指標は0.2%上昇した。