2025年2月、ブルネイの貿易黒字は、1年前の同月の689.1億ブルネイ・ドル(BND)から急激に減少し、465.8億BNDになりました。輸出が輸入よりも大幅に減少したためです。海外販売は、鉱物燃料(-35.5%)や化学製品(-8.7%)の減少に押され、前年比27.0%減の1,130億BNDとなり、4か月ぶりの低水準となりました。輸出の最大シェアは、中国が24.8%で続き、日本(22.8%)、オーストラリア(22.7%)、シンガポール(9.4%)、マレーシア(7.3%)が続きます。一方、購入額は、鉱物燃料(-27.5%)、製造品(-31.2%)、機械および輸送機器(-11.9%)、およびその他の製造品(-16.9%)の減少により、前年比22.6%減の664.2億BNDとなり、4か月ぶりの低水準となりました。輸入の最大シェアは、マレーシア(39.1%)、アラブ首長国連邦(17.1%)、パプアニューギニア(10.9%)が占めています。年初から2か月間のブルネイの貿易黒字は、2024年の対応期間の1,152.3億BNDから982.7億BNDに縮小しました。