ブルネイのQ4 GDPが5四半期ぶりに縮小

2025-03-10 01:44 Farida Husna 1分で読めます

2024年第4四半期、ブルネイの経済は前年同期比1.1%縮小し、前2四半期の6.0%成長から転じ、2013年第3四半期以来の初の減少となった。工業部門は前4期間の成長に続き減少した(-5.1% vs 9.8%)、原油・ガス採掘、食品・飲料製造、その他の製造業、建設の減少によるものだった。一方、サービス活動は拡大した(4.9% vs 0.8%)、卸売小売業、水運輸、航空輸送、金融の成長が牽引した。また、農業生産は牛畜、林業、漁業によって力強く成長した(18.2% vs 10.4%)。支出面では、家計消費が鈍化した(3.9% vs 6.2%)、一方で政府支出が加速した(2.3% vs 1.5%)、固定投資も回復した(4.8% vs -3.9%)。一方、貿易面では輸出(-12.1% vs -12.5%)、輸入(-12.8% vs -7.1%)ともに減少した。四半期別では、GDPは第4四半期に5.9%成長し、第3四半期の4.8%上昇に続いた。年間全体では、経済は4.2%成長し、2013年の1.1%成長よりもはるかに強かった。

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