2025年1月のマレーシアへの輸入は前年同月比6.2%増の1,191億6,000万リンギットとなり、市場予測の2.5%を上回り、新年の始まりにおける堅調な国内需要の中で15か月連続の増加を記録しました。この最新の数値は、12月の4か月ぶりの高水準である11.9%の成長に続くものです。中間財の輸入は前年同月比3.3%増の607億1,000万リンギット、資本財の輸入は41.5%増の173億9,000万リンギットに急増しました。しかし、消費財の購入は2.6%減の100億6,000万リンギットとなりました。セクター別では、製造業の輸入が8.5%拡大し、E&E製品(40.8%)と機械(9.1%)によって押し上げられました。農業の購入は22.6%増加し、天然ゴム(18.0%)とパーム油製品(147.9%)によって促進されました。対照的に、鉱業の輸入は21.2%減少し、原油(-23.1%)とLNG(-57.2%)によって圧迫されました。中国(9.4%)、台湾(92.5%)、米国(29.9%)、韓国(24.4%)からの輸入は増加しましたが、日本(-9.4%)、EU(-6.1%)、ASEAN諸国(-7.9%)からの輸入は減少しました。2024年には、輸入が13.2%増の1兆3,700億リンギットに急増しました。