2025年2月のマレーシアへの輸入は前年同月比で5.5%増の1,056億4,000万リンギットとなり、市場予測の9.0%を下回り、前月の6.2%の成長から減速しました。これは11月以来の最も緩やかな増加でありながら、16か月連続の増加を示しています。中間財の輸入は5.8%増の587億3,710万リンギット、資本財の輸入は35.3%増の138億2,000万リンギットに急増しました。また、消費財の購入は7.4%増の90億5,000万リンギットとなりました。セクター別では、製造業の輸入が2.3%増加し、E&E製品(23.1%)と機械(10.9%)が支えました。農業の購入は42.0%増加し、天然ゴム(3.5%)とパーム油製品(122.5%)が後押ししました。さらに、鉱業の輸入は9.8%拡大し、原油(28.8%)とLNG(25.5%)に関連しました。中国(14.2%)、台湾(25.1%)、米国(28.9%)、ASEAN諸国(6.1%)からの輸入は増加しましたが、日本(-18.4%)、EU(-3.1%)、韓国(-23.1%)からの輸入は減少しました。年初から2か月間で、輸入は5.9%増の2,247億9,000万リンギットとなりました。