2025年3月、マレーシアの工業生産は前年比3.2%増加し、前月の1.5%の伸びから回復しました。これは、鉱業と採石業の生産が回復し(2月の-8.9%から1.9%に)、電力の生産減少が緩やかになったことにより、2024年12月以来の最も強い工業活動の拡大を示しました。一方、製造業の生産は減速し(4.8%から4%)、主に植物性および動物性油脂の製造(10.6%)、プラスチック製品の製造(4.1%)、毛皮を除く衣類の製造(3.2%)の生産が低下したためです。季節調整済みの月次ベースでは、2025年3月に工業生産は前月の0.3%の減少から1.7%増加しました。