2025年5月、マレーシアの生産者物価は前年比3.6%減少し、前月の3.4%減からさらに低下しました。これは3か月連続の減少であり、2023年6月以来の最も急激な減少です。主に採掘部門で15%の減少(前月は-17.8%)があり、原油(-15.7%)や天然ガス(-13.1%)などで大幅な減少が見られました。製造業も3%減少(前月は-2.6%)し、コークス・精製石油製品の製造(-15.4%)やコンピューター、電子および光学製品(-6.9%)の急激な減少が影響しました。同様に、電気・ガス供給は1.1%減少(前月は-0.6%)、水供給部門はわずかに0.2%減少(前月は0.9%)しました。一方、農林漁業は引き続き1.8%増加(前月は2.6%)し、主に多年生作物の成長(4.5%)に支えられました。月次では、生産者物価は5月に1.1%減少し、前の期間の1%減少に続きました。