2020年以来、スロベニア経済が初めて縮小

2025-05-15 08:51 Czyrill Jean Coloma 1分で読めます

2025年第1四半期、スロベニアの経済は前年比0.7%減少し、前の3か月期の1.5%拡大に続いた。これは2020年第4四半期以来の初の縮小で、主に外部純取引の減少によるもので、輸出(前四半期比0.1%対3.9%)が輸入(前四半期比1.9%対2.3%)よりも遅いペースで成長し、米国の関税導入が迫っていることを受けてのものである。さらに、家計消費(前四半期比0.4%対1.2%)や政府支出(前四半期比2.6%対5.7%)も鈍化した。一方、固定投資はより緩やかなペースで減少した(前四半期比-5.1%対-5.2%)。季節調整済みの四半期ベースでは、経済は0.8%縮小し、前の3か月期の下方修正された0.3%の減少を逆転した。

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