チリ第1四半期GDP成長率、予測をわずかに上回る

2025-05-19 14:53 Isabela Couto 1分で読めます

チリの経済は2025年第1四半期に前年同期比で2.3%拡大し、前四半期の4%の増加からは緩やかになったものの、市場予想の2%の上昇をわずかに上回りました。成長は製造業(5.2%)、農業・林業(5.2%)、特に漁業で見られ、漁業は29%の急増を記録しました。サービス部門も全体の拡大に寄与しました。対照的に、鉱業部門は1%縮小し、2024年第4四半期に記録された7.3%の成長から急激に逆転しました。一方、国内需要は前四半期の4.3%から1.2%に減速し、家計消費(1.8% 対 2%)と投資(1.4% 対 3.3%)の減少により圧迫されました。しかし、公共支出は1.8%の縮小から3.1%の回復を見せました。外部貿易は成長を支え、輸出は9.2%から10.7%に上昇し、輸入は10.2%から9%に減少しました。季節調整済みの四半期ベースでは、経済は2024年第4四半期の9.4%の増加に続き、5.5%縮小しました。

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