エジプト、予想通り24%の金利を維持

2025-07-10 17:32 Felipe Alarcon 1分で読めます

エジプト中央銀行は2025年7月、主要な翌日預金金利を24%で維持し、貿易政策の不確実性や再び高まる地政学的緊張による世界的な成長予測の緩和に伴う慎重な姿勢を強調し、石油や農産物の価格の持続的な変動に直面しています。国内では、CBEの第2四半期の現時点予測は持続的な回復を示し、年間GDP成長率は約4.8%であり、産出ギャップは徐々に縮小しています。一方、年間総合インフレ率は第1四半期の16.5%から第2四半期には15.3%に低下し、コアインフレ率も6月には11.4%に緩和されました。両指標とも、食品価格の低下と非食品インフレの安定により、それぞれ0.1%と0.2%のわずかな月次減少が記録されました。改善するインフレ期待と継続的な財政の引き締めを背景に、MPCは政策金利を維持することが適切であると判断し、さらなる調整を検討する前に入手データを慎重に監視し続けることになります。

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