2025年2月、イタリアは貿易黒字を44.66億ユーロ記録し、前年同期の60億ユーロの黒字から縮小しました。年間輸入総額が上昇したことが要因です。輸入は年率4.1%増の493.25億ユーロとなり、ウクライナからの流れが停止したことによる不確実な供給により価格が上昇した中、イタリアの電力需要が一部牽引され、天然ガスの外国購入が39.6%増加しました。外国からの食品・飲料(8.2%)、医薬品(21%)、輸送用品の購入も増加しました。一方、輸出は年率0.8%増の537.91億ユーロとなり、医薬品(31.2%)、自動車を除く輸送用品(9.6%)、スポーツ用品(6.5%)の販売増加が、自動車(-11.5%)、機械(-11.5%)、コークスおよび精製石油化学品(-25.8%)の減少を相殺しました。