2025年2月、イタリアの工業販売は前月比0.4%減少し、1月の下方修正された3.7%の増加に続いた。この減少は国内受注の低下(-1.3%)によるものであり、外国販売の増加(+1.2%)に一部相殺された。主要な産業グループ別では、中間財(-1.1%)と消費財(-2.7%)の受注が減少した一方、設備投資財(+2.5%)とエネルギー(+0.2%)は増加した。年間ベースでは、工業販売は1.5%減少し、前期の修正済み1.8%の成長を逆転した。ただし、12月から2月までの3か月間では、工業販売は0.8%増加した。