イタリアの失業率は、2025年6月に前月の11か月ぶりの6.5%から6.3%に低下し、市場予想の6.4%をわずかに下回りました。これにより、ユーロ圏第3位の経済で比較的強い労働市場の背景が維持されました。失業者数は前月比4.2%減の162.1万人となり、2月以来の最大の減少となりました。一方、正味雇用者数は0.1%増の2,432.6万人となりました。その結果、労働力は0.2%減の2,594.7万人となり、労働力参加率は67.2%となりました。