2025年3月、ラトビアの年間インフレ率は、2月の18か月ぶりの高い3.7%から3.3%に緩和されました。この減速は、住宅および公共料金のインフレ率(1.2%、2月は1.5%)や、家具、家庭用品、定期メンテナンスのインフレ率(1.8%、2月は2.4%)の低下に主によるものでした。また、前月に横ばいだった交通費も2.1%減少しました。一方、食料品およびアルコール飲料を除く飲料品のインフレ率(5.7%、2月は6.4%)や、アルコール飲料およびたばこ製品のインフレ率(8.4%、2月は9.8%)は上昇しました。月次ベースでは、消費者物価は0.9%上昇し、2024年3月以来の最大の上昇となりました。これは、2月の0.8%上昇に続くものでした。