北マケドニア共和国の中央銀行は、4月の会合で基準金利を5.35%で据え置き、現行の政策立場が現在の経済状況に適していると述べた。同国の年次消費者インフレ率は、2月の5%から3月には2.7%に低下し、昨年9月以来の最低水準となった。一方、2024年第4四半期の経済成長率は前四半期の3%から3.2%に上昇し、2022年第2四半期以来の最も強いペースとなった。ただし、中央銀行は、外部リスクがより顕著になっている一方、需要や価格ダイナミクスに影響を与える国内要因も注意深く監視されていると指摘した。委員会はまた、夜間預金金利を3.95%、7日間預金金利を4%で維持した。