オランダの小売売上高は2024年12月に前年同月比で1.5%増加しましたが、前月の下方修正された1.9%の増加からは鈍化しました。これにより小売活動は6か月連続で成長を続けていますが、その中で最も緩やかな伸びとなりました。特にスーパーマーケットにおける食品製品の売上は引き続き減少し、-4%(11月は-2.3%)となりました。一方で、非食品製品の売上は加速し、4.6%(前月の4.2%)の増加を記録し、その主な要因として家具やホームファニッシング(0.3% vs -5.8%)やDIY、キッチン、フロア(9% vs 3.8%)が挙げられます。しかし、ドラッグストアの売上は-2.9%(3.8%)、家電や白物家電は-0.8%(4.7%)、靴や革製品は-1.5%(0.2%)で減少しました。季節調整済みの月次ベースでは、小売取引は12月に0.6%減少し、前月の修正後の0.1%の増加から低下しました。