2025年3月、フィリピンの純外国直接投資(FDI)は前年比27.8%減の5億ドルとなり、3か月ぶりの低水準となりました。この減少は、債務証券(-31.6%)、株式資本(-27.4%)、利益再投資(-1.2%)を含む主要なFDI構成要素全体での純流入の減少によるものでした。当該月の株式資本の配置は、主にシンガポール(25%)、日本(24%)、アメリカ(20%)、韓国(9%)、マレーシア(5%)からのもので、不動産(37%)、製造業(33%)、金融・保険(9%)、管理・支援サービス業(7%)に大部分が投資されました。2025年第1四半期の純FDI流入額は、前年同期の30億ドルから41.1%減の18億ドルとなりました。