フィリピンの生産者物価は2025年2月に前年同月比で0.8%上昇し、1月の下方修正された0.7%の増加に続きました。これは2023年5月以来の最高値を記録し、コークスおよび精製石油製品の製造(1月の1.9%に対して2.9%)、その他の製造業および機械設備の修理・設置(1.6%に対して3%)、ゴム・プラスチック製品(0.7%に対して1.1%)、および繊維(0.2%に対して1.0%)の価格上昇が加速したことが要因です。一方で、機械設備を除く金属製品の製造(-1.9%に対して-2.4%)、基礎医薬品および医薬品製剤(-0.1%に対して-0.7%)、家具(-0.4%に対して-0.8%)のデフレーションは深まりました。月次ベースでは、生産者物価は2月に0.2%減少し、1月の0.4%の下落に続きました。