2025年2月、スロバキアの年間インフレ率は、1月の13か月ぶりの高水準である3.9%から3.8%に低下したが、市場予想の3.7%をわずかに上回った。輸送(1月の5.6%に対して2.6%)、通信(7.6%に対して6.7%)、教育(11%に対して9.7%)、アルコール飲料およびたばこ(7.3%に対して4.6%)、家具、家庭用品、および日常家事の維持(3.2%に対して2.7%)の価格上昇が鈍化した。一方、食品およびノンアルコール飲料(2.5%に対して2.8%)、住宅および公共料金(2.5%に対して2.7%)、衣類および履物(2.4%に対して2.8%)、レストランおよびホテル(7.3%に対して7.6%)、およびその他の物品およびサービス(5.5%に対して6.7%)のコストが主に増加した。消費者物価は月間で0.4%上昇し、予想に沿ったが1月の1.7%上昇から緩和された。一方、規制価格のある商品を除いたコアインフレ率は、前月の2.7%から2.8%に上昇し、1年ぶりの高水準となった。