2025年4月、スロバキアの小売売上高は前年比0.4%減少し、前月に続いて2.5%減少しました。これにより小売活動は3か月連続で縮小しましたが、そのうち最も小さな減少となりました。売上高の軟化は、屋台や市場での売上高の減少が縮小したこと(-7.1%、前月は-16.9%)や、専門店以外の店舗での売上高が回復したこと(前月は-4.5%、今回は7.9%増加)が主な要因でした。ただし、非店舗小売業界(-4.0%、前月は-3.2%)、文化・娯楽用品(-23.7%、前月は-18.6%)、食品・飲料・たばこ(-10.9%、前月は-9.8%)、ICT機器(-6.4%、前月は16.7%)の売上は引き続き減少しました。一方、自動車燃料の売上は伸びが鈍化し、前月比0.5%増加にとどまりました(前月は3.2%増加)。月次ベースでは、小売活動は4月に1.5%増加し、前月の1.0%減少から回復しました。