フランスのインフレ率、4年以上ぶりの低水準0.8%で確認

2025-05-15 07:10 Luisa Carvalho 1分で読めます

フランスの年間インフレ率は2025年4月に0.8%と確認され、2021年2月以来の最低水準で3か月連続で変わらずでした。エネルギー価格は4月に7.8%下落し、3月の6.6%の下落に続き、主に石油製品と電力の価格低下が原因です。製造品もデフレーションを続けており、-0.2%となっています。一方で、食品価格は1.2%上昇し、3月の0.6%よりも速いペースで上昇しました。サービスのインフレ率は2.3%から2.4%にわずかに上昇し、主に運賃の上昇により、航空運賃が上昇傾向に戻ったことが要因です。食品とエネルギーを除くコアインフレ率は1.3%で安定しています。月次ベースでは、消費者物価は0.6%上昇し、2024年2月以来の最大の増加となり、主にサービスコストの上昇、特に輸送費と食品価格の上昇が要因です。月次の数字は、事前の推定値0.5%をわずかに上回りました。EU調和インフレ率も0.9%で、以前の0.8%の読みよりわずかに上回っています。

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