フランス国内市場における生産者物価は、2025年2月に前月比0.8%減少し、前月の0.6%増加に続いた。これは、鉱業・採石業製品およびエネルギーのコストが低下したため、生産者物価が2024年9月以来初めての下落となった(-2.9%、前月は0.1%増加)。これは、電力(-7%、前月は-1.1%)および精製石油製品(-2.9%、前月は8.4%)の価格が下がったことによるもので、これまで7か月連続で上昇していた。一方、製造製品のコストはほぼ横ばいとなった(0.1%、前月は0.8%)。一方、フランス国内市場における生産者物価は、2022年2月に前年比1.4%減少し、15か月連続の下落を記録したが、1月の2.2%減少から緩和された。