2025年6月、ハンガリーの年次インフレ率は、前月の4.4%から4.6%にわずかに上昇し、市場予測に合致した。これは、食品(5月の5.9%に対して6.2%)、電気、ガス、その他の燃料(5.3%に対して8.6%)、耐久消費財(2.2%に対して2.6%)のコストが上昇したことにより、3月以来の最高値を記録した。一方、アルコール飲料とタバコ(7.3%に対して6.3%)およびサービス(5.9%に対して5.4%)の価格上昇は鈍化した。一方、6月の消費者物価は前月に比べて0.1%上昇し、前の2か月と同じ0.2%の上昇を記録した。一方、食品やエネルギーなどの変動の激しいアイテムを除いた年次コアインフレ率は、6月に4.4%となり、5月の4.8%から低下し、市場予想の4.6%を下回った。