ハンガリー、政策金利を6.5%で据え置き4度目の決定

2025-01-28 13:18 Luisa Carvalho 1分で読めます

ハンガリーの中央銀行は、2025年1月に政策金利を6.5%に据え置き、市場予測と一致し、4回連続で変更しなかった。これにより、インフレ期待を固定することを目指している。担保付き融資金利と翌日物預金金利もそれぞれ7.5%と5.5%で据え置かれた。政策立案者は、フォリントの弱さ、税金の引き上げ、燃料や食品価格の上昇により、2025年にインフレが高まるリスクが増していることを指摘し、主要金利が6.5%のまま長期間続く可能性があると示唆した。ハンガリーの年間インフレ率は、2024年12月に4.6%まで上昇し、市場予測の4.4%を上回り、2023年12月以来最も急な上昇を見せた。中央銀行は、中期的に3%のインフレを目標としており、その周辺に1パーセントポイントの許容帯を設定している。

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