モルドバ、政策金利を6.5%に維持

2025-05-12 13:50 Isabela Couto 1分で読めます

モルドバ国立銀行は、4月の会合で基準金利を6.5%に据え置き、2023年6月以来の最高水準で借入コストを維持しました。これは、インフレ期待を固定し、中期的にインフレを5.0%の目標の±1.5パーセントポイントの範囲内に戻すためです。最新のデータによると、インフレ率は2月の8.6%から3月には8.8%に上昇し、中央銀行の目標を大きく上回っています。これは、ガス、熱、電気の規制料金の上昇や食品価格の上昇によって引き起こされています。供給側のショック、特に悪天候や農業生産の減少が経済に影響を与え続けています。それでも、中央銀行は、国内需要の弱さや過去の金融引き締めの遅延効果によって、高い物価上昇にもかかわらず経済がデフレ圧力を受けていると指摘しました。政策立案者はまた、米国の貿易条件の中での世界的な需要の低迷からの潜在的なデフレ効果にも言及しました。

関連ニュース