台湾のインフレ率が3月に加速

2025-04-08 08:14 Czyrill Jean Coloma 1分で読めます

2025年3月、台湾の年間インフレ率は、前月の1.58%から2.29%に上昇し、市場予想の2.3%をわずかに下回った。インフレは台湾中央銀行にとって近い将来の主要な懸念事項ではないが、米国大統領ドナルド・トランプが台湾への輸入品に32%の関税を発表したことに関連する潜在的な課題に対処するため、政策立案者は警戒を続けるであろう。食品(4.9% vs 2月の3.98%)、住宅(2.2% vs 2.18%)、雑費(2.97% vs 1.14%)、健康(2% vs 1.9%)の価格がより速いペースで上昇した。さらに、教育と娯楽のコストが回復し(0.8% vs -1.04%)、一方で、交通・通信のデフレが悪化した(-0.51% vs -0.23%)。季節調整済みの月次ベースでは、2025年3月の消費者物価は、前月の下方修正された0.24%から3か月ぶりの低水準である0.2%に緩和した。

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