台湾の輸出受注成長、予測を下回る

2025-04-22 08:18 Kyrie Dichosa 1分で読めます

2025年3月の台湾の輸出受注は前年同月比12.5%増の530億米ドルとなり、2月の31.1%の急増から緩やかになり、市場予想の15.3%増を下回りました。この成長の鈍化は主に、電子製品の輸出受注の伸びが鈍化したこと(2月の48.6%に対し21.8%)、機械(13.4%に対し2.3%)、電気機械(28.8%に対し11.1%)、ICT製品(31.8%に対し11.4%)によるものです。光学および写真製品の需要の伸びも緩やかになりました(16.6%に対し10.4%)。一方で、化学製品(6.7%に対し-8.7%)、プラスチック(6.8%に対し-6.1%)、繊維製品(19.5%に対し-6.7%)、基礎金属(3.2%に対し-3.8%)、鉱物製品(4.8%に対し-6.5%)の受注は減少しました。対照的に、輸送機器のみが成長の加速を示しました(15.1%に対し15.4%)。地域別では、米国(+30.7%)、ASEAN諸国(+26.3%)、日本(+21.9%)からの輸出受注が増加した一方で、ヨーロッパ(-8.3%)および中国(香港を含む)(-5.3%)からは減少しました。

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