フィンランドの貿易収支は、2025年5月に0.145十億ユーロの黒字を記録し、前年同月の0.03十億ユーロの赤字から転換したと予備見積もりによると。これは、輸出が輸入よりも少なく減少したため、昨年11月以来の初の黒字月となった。輸出は前年比5.7%減の59億ユーロに落ち込み、EU諸国への売り上げは上昇(1%)したが、非EU諸国への売り上げは減少(-3.3%)した。主要取引相手国では、ドイツ(-8.6%)、米国(-12%)、中国(-36.6%)への出荷が減少し、一方でスウェーデン(9.2%)、オランダ(9.1%)への出荷が増加した。一方、輸入は前年比8.4%の58億ユーロに急減し、主にEU諸国(-10%)および非EU諸国(-16%)からの購入が減少した。主な減少はスウェーデン(-14.2%)、ドイツ(-5.3%)、オランダ(-16.4%)、中国(-17.8%)からの輸入であり、米国からの輸入は急増した(74.5%)。