2025年第1四半期、フィンランドの経済は前期比で停滞し、初期推定の0.1%の伸びに比べて、前四半期の上方修正された0.2%の拡大に続いた。家計消費は回復し、前四半期の0.5%の減少に続いて0.5%増加した。また、固定投資も回復し、0.2%の減少に続いて0.3%増加した。一方、政府支出は前四半期の0.6%の成長を逆転して、2025年第1四半期に2%縮小した。外部貿易に関して、貨物およびサービスの輸出は前四半期の-1.9%に比べて、より緩やかなペースで減少した(-0.4%)。一方、輸入は(-1.4%に対して)0.2%増加した。年間ベースでは、フィンランドのGDPは2025年第1四半期に0.8%成長し、初期推定の1.2%の前進から減速し、前四半期の下方修正された1%の成長を記録した。