2025年3月、フィンランドの生産者物価は前年比0.5%上昇し、前月の0.7%上昇から緩和された。この減速は、採掘業および採石業(前月比2.5%から0.6%へ)や製造品(前月比1%から0.3%へ)の価格上昇が鈍化したことに主に起因しており、特に石油製品価格の低下によって抑制された。一方、電気、ガス、蒸気、空調のコストは急激に反発し(前月比-3.9%から1.3%へ)、水供給の価格も急速に上昇した(前月比2.7%から6%へ)。月次ベースでは、生産者物価は0.2%下落し、昨年10月以来の初の低下を記録し、前月の横ばいからの変化だった。この下落は、石油製品や紙および紙製品の価格の低下によって引き起こされた。