スペインの生産者物価は2025年7月に前年比0.3%上昇し、前月の0.8%増から緩和されました。この減速は、エネルギー価格の緩やかな成長によるもので、6月の4%に比べて1.5%上昇しました。追加の下押し要因は、消費財のデフレが続いていることから来ており、耐久消費財(-1.3% vs -1.7%)、非耐久消費財(-1.5% vs -1.9%)、および中間財(-0.8% vs -0.7%)でした。一方、耐久消費財(1.7% vs 1.5%)と設備投資財(1.8% vs 1.7%)の生産者物価は上昇しました。エネルギーを除くと、生産者物価は0.5%下落し、6月の0.7%減から続いています。月次ベースでは、生産者物価は0.8%上昇し、前期の3.3%急増から大幅に緩和しました。