タイの消費者物価が2か月連続で下落

2025-06-06 06:59 Kyrie Dichosa 1分で読めます

2025年5月、タイの消費者物価は前年比0.57%下落し、4月の0.22%の下落に続いて2か月連続のデフレとなったが、市場予想の0.83%の減少よりは小幅だった。住宅・家具(-0.30% vs -0.67%)、医療・個人用品(-1.05% vs -0.72%)、交通(-3.38% vs -2.97%)、衣類・履物(-0.91% vs -0.56%)、およびその他の非食品・飲料カテゴリー(-1.51% vs -1.45%)を含むほとんどの副指数で継続するデフレが下落の要因となった。一方、食品およびアルコールを除く飲料のインフレ率は0.89%に緩和され、4月の1.63%から11か月ぶりの最低水準となった。月次ベースでは、消費者物価指数(CPI)は0.26%上昇し、前回期の0.21%の下落から回復した。年間コアインフレ率は0.98%から1.09%に上昇し、市場予想のわずかな減速(0.95%)に届かなかった。これは2023年6月以来の最高コアインフレ率を示している。

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