2025年2月、タイの個人消費は前月比0.9%増加し、前月の1.1%増加から鈍化した。成長は、電力や燃料の使用量の増加によって牽引された非耐久財の消費が主な要因だった。一方、半耐久財は安定し、耐久財は車両やオートバイの販売が低迷したために減少したが、トラックの販売が増加した。外国人観光客の減少に伴い、ホテルやレストランを中心にサービス消費が減少した。米国との貿易懸念、地政学的緊張、高い生活費により消費者信頼感が低下した。