タイの自動車販売は、前月の31.34%減に続き、2024年12月に前年比20.94%減の54,016台に落ち込んだと、タイ工業連盟(FTI)が報告しています。これは19か月連続の減少であり、世帯債務の増加と、不良車債務を含むローンの大幅な引き締めが原因です。年間を通じて、国内の自動車販売は26.18%減の572,675台となり、15年ぶりの低水準を記録しましたが、10月のFTIが下方修正した目標の45万台を上回りました。一方、2024年の自動車生産台数は19.95%減の1,468,997台と4年ぶりの低水準で、10月の修正予測である150万台をやや下回りました。FTIは今年、自動車生産が2%成長すると見込んでいます。