タイの自動車販売、約2年ぶりに初の上昇

2025-05-27 04:41 Czyrill Jean Coloma 1分で読めます

2025年4月、タイの国内自動車販売は、前年同月比0.97%増の47,190台となり、前月の0.54%減から回復した。これは、タイ工業連盟(FTI)のデータによるもので、ほぼ2年ぶりの成長を示し、需要の緩やかな回復を浮き彫りにした。一方、自動車生産は4月に0.4%減の104,250台となり、44か月ぶりの最低月間生産量となった。2025年の最初の4か月間で、総自動車生産台数は456,749台で、前年同期比11.96%減少した。東南アジア最大の自動車製造拠点であり、トヨタやホンダなどの世界的自動車メーカーの主要な輸出拠点であるタイは、車両輸出が前年同月比6.3%減の結果を報告し、3月の14.9%の縮小から緩和された。FTIは、特に米国などの主要なパートナーとの貿易交渉の結果など、外部要因がセクターの軌道を形作る上で重要であると強調した。

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