ベトナムの年次インフレ率は2025年1月に3.63%に上昇し、昨年7月以来の最高値となり、12月の2.94%から上昇しました。主要な上昇圧力は、食品および飲料サービス(12月の3.87%に対し4.42%)および医療サービス(12月の5.32%に対し14.14%)の価格が速く上昇したことから来ています。また、飲料とタバコ(12月の2.40%に対し2.72%)、衣類と履物(12月の1.16%に対し1.32%)、家庭用電化製品(12月の1.49%に対し1.66%)、文化・娯楽・観光(12月の2.31%に対し2.48%)もインフレがさらに上昇しました。一方、住宅と建設資材の価格上昇は減速し(12月の5.16%に対し4.95%)ました。同時に、変動の大きい項目を除いた年次コアインフレ率は3.07%に上昇し、2023年11月以来の最高値となり、12月の2.85%から上昇しました。月次ベースでは、消費者物価は前期の0.29%の上昇に続き0.98%増加しました。