2025年3月、ポルトガルの生産者物価は前年同月比で1.4%下落し、2月の修正後の0.2%の下落に続き、3か月連続のデフレーションを記録しました。この下落は主に非耐久消費財の価格低下(2月の-3.3%に対し-3%)によるもので、特にオリーブオイルの生産コストの急激な減少が影響しました。さらに、エネルギー(5.7%に対し-1.4%)および中間財(-1.3%に対し-1.2%)の価格も下落圧力を加えましたが、耐久消費財(3.1%に対し3.2%)および資本財(1.3%に対し0.8%)の価格は上昇しました。エネルギー部門を除くと、工業生産価格も前月と同じ1.4%の下落を示しました。月次ベースでは、生産者物価は前月の0.3%の上昇に対し、3月には1.3%下落しました。