ユーロ圏GDP成長率、第4四半期に上方修正

2025-03-07 10:05 Joana Taborda 1分で読めます

ユーロ圏経済は2024年第4四半期に前期比0.2%拡大し、前回の推定値0.1%を上回り、第3四半期の0.4%の上昇に続きました。成長への最大の寄与は家計支出で、0.6%増加しました。政府支出は0.9%増加し、投資も0.6%増加しました。一方で、輸出と輸入は共に0.1%減少し、在庫は成長を0.2パーセンテージポイント押し下げました。域内の2大経済国は縮小し、ドイツのGDPは0.2%減少、フランスは0.1%減少しましたが、イタリアは前回の推定値の横ばいから0.1%成長しました。また、アイルランドは初期推定の1.3%減少に対し、3.6%の成長を記録しました。一方で、オーストリア(-0.4% 対 0%)、フィンランド(-0.2% 対 +0.1%)、マルタ(-0.7%)のGDPは縮小し、ラトビアは停滞しました。その一方で、ポルトガル(1.5%)、ギリシャ(0.9%)、スペイン(0.8%)、リトアニア(0.8%)、エストニア(0.7%)、スロベニア(0.6%)、スロバキア(0.5%)、キプロス(0.3%)は拡大しました。

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