ユーロ圏の失業率は2025年5月に、4月の史上最低水準である6.2%から6.3%に上昇し、市場予想の6.2%を上回りました。失業者数は前月比54,000人増の10,830万人となりました。一方、25歳未満の雇用を求める若者の失業率は、前月の14.4%から14.4%に下方修正された数字を上回る14.4%に上昇しました。ユーロ圏の主要経済国の中で、ドイツ(3.7%)とオランダ(3.8%)が最低の失業率を報告し、一方でスペイン(10.8%)、フランス(7.1%)、イタリア(6.5%)は引き続き高い水準を示しています。1年前の失業率は6.4%でした。