2024年第4四半期におけるオーストラリアの企業利益は前年同期比で5.9%増加し、1.5%の成長予測を上回り、第3四半期の上方修正された4.9%の減少から回復しました。これは1年ぶりの企業利益の増加であり、2022年第4四半期以来の最も強い成長となりました。鉱業(第3四半期の-9.6%に対して6.0%)、卸売業者(-5.6%に対して19.0%)、運輸・倉庫業者(-1.6%に対して8.3%)、宿泊業(-5.0%に対して9.7%)、情報業(-3.4%に対して4.7%)、賃貸・リース業(-0.9%に対して9.8%)、行政・支援サービス(-1.5%に対して9.1%)、その他のサービス(-7.2%に対して6.9%)の利益の回復が要因です。さらに、金融・保険業(12.6%に対して36.2%)、芸術・レクリエーション(7.6%に対して12.3%)、公益事業(2.6%に対して4.6%)、小売業者(0.3%に対して0.9%)の利益も速く上昇しました。同時に、行政・支援サービス(-3.0%に対して-1.0%)と製造業(-3.4%に対して-1.4%)の減少は緩和されました。12月までの1年間で、企業利益は6.2%減少し、第3四半期の下方修正された7.7%の減少に続きました。