2025年4月、オーストラリアの財物輸入は前月比1.1%増の3,866億オーストラリアドル(AUD)となり、3月の修正済み2.4%の減少から回復しました。これは、米国トランプ大統領の相互関税に対する90日間の停止の影響も一部によるものです。消費財の購入額は2.8%増の1,251億AUDとなり、非産業用輸送(6.6%)、衣料品・履物(6.3%)、およびその他の消費財(0.1%)が牽引しました。また、資本財の到着は7.5%増の935億AUDとなり、ADP機器(25.0%)、産業用輸送機器その他(11.8%)、通信機器(9.7%)、その他の資本財(2.8%)、および機械・産業用機器(0.9%)が増加しました。さらに、非金銭的金の輸入は22.6%増の149億AUDとなりました。一方、中間およびその他の商品の購入額は5.3%減の1,618億AUDとなり、主に燃料および潤滑油(-17.2%)、加工工業資材その他(-5.8%)、および輸送機器部品(-2.2%)が重しとなりました。