RBA、金利見通しに慎重姿勢:4月議事録

2025-04-15 02:05 Farida Husna 1分で読めます

オーストラリア準備銀行(RBA)は、次の利上げのタイミングを決定することがまだできず、理事会はデータに依存し、進化するリスクに警戒する必要性を強調しました。4月の会合の議事録によれば、中央銀行はキャッシュレートを4.35%に据え置き、インフレーションが徐々に緩和し続ける一方で、労働市場が依然として逼迫していることを指摘しました。一方で、金融状況はやや制約的と見られ、経済見通しは以前の予測と大筋で一致していました。メンバーは二面性のあるリスクを強調しました。国内需要と賃金がインフレーションを押し上げる可能性がある一方で、労働市場の持続的な軟化や消費の弱さがデフレーションを加速させる可能性があります。また、連邦予算で発表されたエネルギーリベートの延長が2025年と2026年の総合インフレーションのプロファイルに影響を与えることも指摘しました。世界的には、特に貿易政策の不確実性からリスクが増加しているものの、その影響はオーストラリアにとって限定的であるとされました。

関連ニュース