オーストラリアの月次消費者物価指数(CPI)は、2025年3月に2.4%となり、前月から変わらず、2024年11月以来の最低水準を維持しました。食品およびノンアルコール飲料の価格は上昇し(2月の3.1%から3.2%)、主に肉類、シーフード、果物および野菜のコスト増が要因です。さらに、住宅(1.8%から2%)、健康(4%から4.1%)、娯楽および文化(1.4%から1.7%)、教育(5.6%から5.7%)の価格も上昇しました。一方で、輸送部門のデフレーションはわずかに悪化し(-0.9%から-1%)、自動車燃料、自動車、都市交通運賃の価格低下が原因です。また、アルコールとタバコ(6.7%から6.5%)、衣類と履物(1.8%から1.7%)のコストも下がりました。その間、年間トリム平均インフレ率は前月の2.7%から2.9%に上昇しました。