2024年第4四半期におけるオーストラリアの新規資本支出総額は、前期比で0.2%の予想外の縮小を記録し、市場予測の0.8%の成長を下回りました。前期の1.6%の上方修正された拡大に続くものでした。この減少は、設備、プラント、機械への支出が0.8%減少したことにより影響を受け、一部は建物および構造物の0.2%の増加で相殺されました。投資は鉱業部門(-0.6%)と非鉱業部門(-0.1%)の両方で縮小しました。地理的には、オーストラリア首都特別地域が最も急激な減少(-8.3%)を記録し、続いて南オーストラリア(-6.7%)、ニューサウスウェールズ(-1.6%)、クイーンズランド(-1.6%)が続きました。一方、西オーストラリア(3.1%)とノーザンテリトリー(6.1%)は大幅な増加を記録しました。年間ベースでは、民間資本支出は12月までの1年間で0.6%増加し、第3四半期の1.6%の上方修正された増加に続きました。