ポーランド国立銀行(NBP)は、7月1日から2日の会合で、基準金利を25ベーシスポイント引き下げて5.00%にし、据え置きを予想していた期待に反していました。ロンバード金利と預金金利もそれぞれ5.50%と4.50%に引き下げられました。この決定は、修正されたインフレとGDPの予測に基づいており、CPIの軌道が下方修正されました。6月のインフレ率は、5月の4.0%からわずかに上昇して4.1%となり、まだ3.5%の上限目標を上回っています。ただし、予測では今後のインフレが鈍化するとの見通しです。中東の緊張が緩和され、原油価格が下落したことで、ズウォティはユーロやドルに対して支持されました。さらなる利下げは、9月または年内後半に検討される可能性があります。