シンガポールの私邸価格は2025年第2四半期に前四半期比0.5%上昇し、前四半期の0.8%増加に続いた。これは、非着工物件価格の緩やかな上昇(Q1の1.0%に対する0.5%)により、中央地域以外(前四半期の1.7%に対する-1.1%)での減少が主な要因で、成長は鈍化したものの3四半期連続であった。一方、中心中央地域(0.8%に対する2.3%)と中心地域外(0.3%に対する0.9%)の価格はともに急速な成長を見せた。一方、着工物件の価格も加速し、前四半期の0.4%に比べて0.7%上昇した。2025年下半期には4,700以上の私邸住宅ユニットが発売され、2025年の確定リスト供給総数は約10,000ユニットに達し、2021年から2023年までの確定リストの平均年間政府土地販売供給量よりも約50%多い。