シンガポールのインフレ率、4年ぶりの低水準を維持

2025-05-23 05:07 Chusnul Chotimah 1分で読めます

シンガポールの2025年4月の年間インフレ率は0.9%で、前の2か月と変わらず、予想の0.8%をわずかに上回りました。この数値は2021年2月以来の最低水準にとどまりましたが、食品の価格が上昇したため(3月の1.3%に対し1.4%)、住宅と公共料金(1.2%に対し1.0%)および交通(1.9%に対し1.8%)の価格は緩和されました。医療(1.8%に対し2.5%)と教育(0.4%に対し0.5%)の価格も加速しました。一方、娯楽、スポーツ、文化(-0.9%に対し-1.0%)、情報通信(-1.1%に対し-2.0%)、家庭用耐久財とサービス(-0.5%に対し-0.7%)の価格はより速いペースで下落しました。衣類と履物の価格は3月の横ばいから3.4%下落しました。一方、その他の雑貨とサービスの価格は、より緩やかなペースで下落しました(-0.4%に対し-0.3%)。月次では、2025年4月の消費者物価指数(CPI)は0.3%下落し、3月の0.1%の下落に続きました。一方、年間コアインフレ率は3月の4年ぶりの低水準である0.5%から0.7%に上昇し、3か月ぶりの高水準となりました。

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