2025年4月のauじぶん銀行日本総合PMIは51.2で、速報値の51.1を上回り、3月の約2年半ぶりの低水準である48.9から上昇しました。これは過去6か月間で5回目の民間部門活動の拡大を示しており、製造業の生産が引き続き減少する中でも、サービス部門の回復が牽引しました。新規受注は6か月連続で増加しましたが、わずかな増加にとどまり、サービス部門の売上が約1年ぶりに最も強く増加したことが支えとなりました。一方で、製造業者は2024年2月以来最も急激な新規受注の減少を報告しました。雇用の伸びは3か月ぶりの高水準に達し、製造業とサービス業の両方で人員が増加しましたが、特に後者での採用ペースが速まりました。コスト面では、サービス部門のコストが強く上昇したことにより、全体の投入インフレが2年ぶりの高水準に加速しました。これにより、総合販売価格の上昇もやや速まりました。