日本の第1四半期GDPが上方修正されるも、成長は停滞

2025-06-09 00:00 Farida Husna 1分で読めます

2025年第1四半期、日本のGDPは横ばいとなり、0.2%の収縮という速報値を上回ったが、前四半期の0.6%の成長から急速な減速を示した。経済の半分以上を占める個人消費は、2四半期連続で0.1%の上昇にわずかに上方修正され、初期の読み取りでの変化なしとは異なり、政府が上昇する食料品価格(特に米)や高いエネルギーコストの影響を和らげるための取り組みを反映している。企業投資も強化され、1.1%拡大し、2024年第2四半期以来の最速ペースとなったが、初期見積もりの1.4%を下回り、前四半期の0.6%から上昇した。一方、政府支出は0.5%減少し、前回の変化なしの見積もりとは異なり、5四半期ぶりの減少を記録した。一方、純貿易はマイナス要因となり、輸出が1年ぶりに減少し、米国の関税上昇に先立ってGDPから0.8ポイントを引き出した(前四半期の1.7%に対して-0.5%)、一方で輸入は急増し(-1.4%に対して3.0%)、5四半期ぶりの最大増加となった。

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